九州地方








福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄を含む九州は、一つの地形だけでは語りにくい地域です。火山の裾野に広がる集落、入り組んだ半島の集落、海を隔てた離島の集落、九州山地に抱かれた山村。それぞれの場所で、暮らしを支えてきた距離感や産業、交通の条件が異なり、人口減少や高齢化の現れ方にも差が生まれています。

九州の限界集落化は、山間部だけでなく、海辺や島しょ部にも現れます。福岡の都市圏とは対照的に、長崎や鹿児島の島々、熊本・大分・宮崎の山あい、佐賀の山沿い、沖縄の離島では、人口減少と生活基盤の維持が地域ごとに異なる形で課題となっています。多様な土地の成り立ちを踏まえながら、九州各地の集落の姿を見ていきます。

熊本県

球磨郡水上村|球磨川の源流に根ざした分散集落のこれから

熊本県水上村の谷あいに広がる分散集落から、生活機能の維持が難しくなる構造を読み解きます。市房ダムによる人口移動や水源地としての制約が暮らしに与えてきた影響を整理し、移住施策や関係人口の動きを手がかりに、これからの地域維持のあり方を考えます。
熊本県

上益城郡山都町|山の都であり続けるための地域再編のかたち

2005年に3つの町が合併してできた熊本県山都町。この町も今、人口減少と高齢化という限界自治体特有の問題を抱えています。山間に分散する集落の特徴、行政や移住施策の動きなどを踏まえ、これからの暮らしをどう支えていくべきか実状に沿って考えます。
熊本県

球磨郡五木村|「子守唄の里」の未来を描き直す村のいま

熊本県五木村は、急峻な谷地形とダム計画の長期化により地域整備が停滞。令和2年7月の豪雨災害や人口減少も重なり、暮らしの維持が難しい状況が続いています。本記事では、その背景にある地形条件や歴史、人口動態をもとに、地域が抱える課題を整理します。
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