北海道

項目 数値・詳細 / 出典
地方区分 北海道
過疎自治体数
152自治体(全179市町村中)
※一部過疎市町村を含む数値
統計値は(※1)を参照
財政力指数(道内平均)
0.27(2021~2023年平均)
統計値は(※2)をから算出
人口推移
ピーク:567.5万人(1997年)
→ 最新:504.5万人(2025年)
最新の統計値は(※3)を参照
高齢化率(道全体平均)
33.0%
統計値は(※3)から算出
消滅可能性自治体数
117自治体(全体の65.4%)
統計値は(※4)を参照

明治以降の開拓により広がってきた北海道の市町村や集落は、広大な土地の中に点在していることが大きな特徴です。夕張に代表される空知地方の産炭地や、日本海沿岸の漁村、農林業を基盤としてきた地域には、それぞれの産業を背景にした暮らしが積み重ねられてきました。開拓や入植、産業振興を通じて形づくられた町や集落は、北海道の近代史と深く結びついています。

しかし、現在の北海道では、全国平均を上回るペースで人口減少と高齢化が進み、特に若い世代の流出が目立ちます。多くの地域で働き手や地域の担い手が減り、商店、医療、公共交通、地域行事などを支える力も弱まりつつあります。こうした生活機能の縮小は、特に規模の小さい集落で顕著であり、その場所で暮らし続けられるかどうかに直接影響しています。

加えて、北海道で居住圏の存続を難しくしている大きな要因の一つは、拠点となる町と周辺の集落との間に横たわる物理的な距離です。人口密度が低い地域では、道路や上下水道、公共施設などを維持するための費用負担が重くのしかかります。さらに積雪寒冷という条件が加わり、除雪や冬季の安全確保にかかる負担も大きく、暮らし続けるための条件は一層厳しくなります。

産業の縮小と人口減少が重なった地域では、現在の規模に見合わなくなった施設やインフラが各地に残されています。管理の手が行き届かなくなった土地や建物は、次第に原野へと戻り、人が日常的に暮らせる範囲も狭まりつつあります。限界集落MAPでは、こうした北海道の現状と、広大な土地の中で進む居住圏の再編を、地域の歩みに即して記録していきます。

北海道

島牧郡島牧村|自然の理に従った地域運営を目指す島牧のいま

ピーク時から約8割の人口を失い、財政基盤にも厳しさを抱える北海道島牧村。かつてのニシン漁に支えられた時代から、洋上風力発電の調査や関係人口づくりへと向かう現在までをたどり、日本海沿岸の厳しい自然条件に向き合う地域運営のあり方を考えます。
北海道

雨竜郡幌加内町|国内最低気温と豪雪に抗う日本一の蕎麦の町

国内最低気温となる零下41.2℃、道内最大の積雪量324cmを記録した北海道幌加内町。この町も激しい人口減少のため、集約型インフラへの転換が進められています。自然との共生を模索しながら、蕎麦生産量日本一の町が目指す持続するためのかたちとは?
北海道

赤平市|炭鉱時代の産業遺産とものづくり技術が共生するまち

北海道赤平市は、かつて炭鉱都市として栄えていた歴史を持つ一方、急激な人口減少や炭鉱遺産の保存、生活インフラ維持の課題に直面しています。製造業の継承や住民主体の「火まつり」の継承などを手がかりに、産業転換期にある地域の現在を読み解きます。
北海道

歌志内市|再自然化に向き合いながら模索する都市存続の道

かつての炭鉱都市として栄えた北海道歌志内市の変遷を伝えます。急激な人口減少という現実に対し、日本一小さな市が「都市」としての矜持と責任を放棄しない、その姿を考察します。峻険な地勢の中で自然と共生し、余剰を削ぎ落とした先に残る真の豊かさとは?
北海道

夕張市|財政破綻から「選択と集中」のコンパクトシティへ

財政破綻から「財政再生団体」として再建を続けている北海道夕張市。都市適正化の先行事例として、特定の拠点へ機能を移転・集約させる「コンパクトシティ構想」や、財政再生計画に基づく行財政運営の現状をまとめます。縮小の一途を辿る都市の生存戦略とは?
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