関東地方は、茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川の一都六県からなる地域です。首都圏を抱えるため人口集積の印象が強い一方で、北関東の山間部や秩父、奥多摩、丹沢周辺、房総半島南部などには、都市部とは異なる暮らしの条件が残されています。
これらの地域では、公共交通の縮小や買い物・医療へのアクセス低下、高齢化の進行が、集落の維持に影響を及ぼします。都市に近いからこそ見過ごされがちな山村や半島部の現状も、関東の限界集落化を考える上で見過ごすことができません。その地域差を手がかりに、関東各地の集落や自治体の姿をたどっていきます。
