中部地方









中部地方は、新潟・富山・石川・福井・山梨・長野・岐阜・静岡・愛知の九県で構成されます。日本アルプスや越後山脈、飛騨山地、木曽山脈などを抱え、山あいの谷筋や旧街道沿いに集落が連なる地域が少なくありません。北陸や新潟の豪雪地帯では、冬の移動や除雪も暮らしを左右する条件になっています。

一方で、名古屋圏や静岡沿岸部のように産業と人口が集まる地域もあります。そのため中部地方の限界集落化は、都市や平野部の活力と、山間部に残る生活基盤の弱まりを対比して見る必要があります。雪、谷、山道が日々の暮らしにどう影響するのか。その地域条件を読み解きながら、中部各地の集落や自治体をたどっていきます。

長野県

北安曇郡小谷村|北アルプスの豪雪山村で進む暮らしの再設計

長野県小谷村が抱える人口減少と豪雪地の集落維持の難しさを、公的統計や地形、歴史からひもときます。北アルプスの谷に点在する集落で受け継がれてきた雪国の暮らしの実態と、移住支援や生活拠点の整備を軸に村が模索する将来の方向性をたどります。
長野県

木曽郡王滝村|信州の霊峰に抱かれた山岳信仰の村のいま

御嶽山の麓に広がる長野県王滝村は、人口640人・高齢化率45%を抱えながら、山岳信仰と木曽ヒノキの林業に育まれた歴史を持つ山間の村です。すんき漬けや御嶽神社など固有の文化を残しつつ、村の未来を問い直そうとしている現在の姿をレポートします。
長野県

下伊那郡天龍村|高齢化率全国屈指の谷あいに暮らしを継ぐ村

長野県天龍村の統計指標や地域概況をまとめた地域レポートです。高齢化率・財政力ともに全国屈指の厳しい水準にあるこの山村が、さらなる人口減少を前提としながらも、集落としての機能と暮らしの基盤をどう未来へ引き継ごうとしているのかを読み解きます。
長野県

下水内郡栄村|忘れられた震災から始まった小さな村の再生

長野県栄村は、東日本大震災の翌日に発生した地震で大被害を受けながら、全国的な注目をほとんど集めませんでした。豪雪と過疎という二重の課題を抱えながらも、地域の暮らしを守り直そうとする栄村の歩みを、統計データをもとに現地目線でレポートします。
新潟県

佐渡市|無限界で切り開く離島にある限界集落の未来への活路

2024年に世界遺産登録された佐渡島の金山や朱鷺の保護で知られる新潟県佐渡市。深刻な人口減少に直面しながらも、離島留学などを通じて定住を超えた地域活性化に取り組んでいます。縮小社会の先駆けとして、離島の制約を価値に変える地域戦略の記録です。
新潟県

岩船郡関川村|豪雨災害を乗り越えて脱炭素で創る村の未来

新潟県関川村の今とこれからを伝えます。県内ワーストの社会減少率という深刻な課題に直面する中、2022年の豪雨災害から復興を機に、環境省の「脱炭素先行地域」として再始動。過酷な自然を受け入れ、次世代の地域維持モデルを築く村の挑戦を伝えます。
新潟県

十日町市|世界有数の豪雪とアートが織りなす共生のカタチ

世界有数の豪雪と急峻な河岸段丘という自然的制約に対し、十日町市はアートによる地域資源の活用とネットワーク型コンパクトシティ戦略で対峙しています。過酷な環境を独自の価値へと転換し、文化的尊厳を保ち続けながら持続を図っていく地方都市の記録です。
新潟県

東蒲原郡阿賀町|県内一の高齢化を招いた豪雪と険しい峡谷

新潟県阿賀町の現在の地域情勢を伝えます。阿賀野川の舟運で栄えた町が、険しい峡谷と豪雪という自然環境のなか、陸路中心の現代でどう変化してきたのでしょうか。広域分散型インフラの再構築に取り組む行政、再自然化する地域の現状や背景をレポートします。
新潟県

中魚沼郡津南町|九段の河岸段丘と豪雪と共に歩む集落の今

国内最大級の河岸段丘と国内有数の豪雪地帯である新潟県津南町。九段の断崖が形づくった居住圏の歴史から、雪下人参等の独自の特産物や人口減少に伴う再自然化への適応など、過酷な自然環境を逆手にとって編み出される「未来の地域づくり」のレポートです。
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